永続的にお金の繁栄を得る方法~お金に愛される誠意の力2014/05/09

あなたが永続的な繁栄を望まれるなら、今この縁をつかみ、円につなげてくださいお金と心。
この二つは、私にとって切っても切り離せないテーマです。

あなたが何かを購入する時のことを、ちょっと考えてみてください。
あなたの要望をよく聞いて、あなたが満足する、喜ぶために誠心誠意の心で「与えよう」という発想の人から買うのか。
それとも、あなたの財布の紐を如何に緩めてあなたの財布の中身を「奪おう」とすることだけが目的で、
そのためにあらゆる策を練って一生懸命あなたに近づいてくる人から買うのか。

答えは明白です。
何かを売る、という行為は同じでも、その性質は真逆です。
これは丁度、「サンタさん」と「泥棒」に例えてみると分かりやすいのです。
「サンタさん」と「泥棒」は、袋をかついで人の家に入っていきます。
その部分だけで見たら、シルエットも行為もそっくりです。

しかし、やることが全くの真逆です。
「サンタさん」は、袋に用意した子どもに喜ばれるためのプレゼントを「与え」ます。
そして、受け取って喜ぶ子どもの姿が大好きで真剣に飛び回るのです。
「泥棒」は、まさにその人から「奪う」ことに真剣で、奪ったものを袋に入れて去っていきます。
真剣にやればやるほど、結果は反対になります。

M&Aという言葉をよく耳にするようになりましたが、買収される企業で働いているのは「人」なのです。
その「人」の心のことを知らないで、よい結果がもたらされるわけがありません。
「この人に、わが社を救ってもらいたい」そう誰もが思うような、あなたを助けるために、
誠心誠意の力を与えてくれるような人は、黙っていても、誰もが縁を持ちたがるものです。
当然「乗っ取る」発想の人に近寄られたい人はいないはずです。

しかし、考えるまでもなく、至極当然のこうしたことが、実際は全く無視されて行われていることの現われが、
今の社会問題として世間を騒がせているのです。
私は、約25年間にわたり、「心の学校」を主宰し、心をベースとした指導を、研修その他の手法で数多くの方にしてまいりました。
私の指導は、心がベースですが、研修や指導の内容には、お金や営業、経営といったテーマのものも多くあります。
私の「心の学校」で指導を受けた営業マンや経営者が、特に経済的な部分でどん底の状態から、
非常に短期間で、数字で言うなら、5倍、10倍という実績を上げ、なおかつそれを継続し続けている実例は珍しいことではありません。

なぜ、心の専門家の私が、お金についての指導ができるのでしょうか。
それは、私もかつては、営業の世界で日本一、世界一の実績を上げたり、
また、レストランの経営者として70店舗を全国展開し実業の世界での実績があることもひとつです。
しかし、もっと大きな要因は、実は「お金」と「心」とは非常に密接な関わりがあるからなのです。

お金は、人が運んでくるのです。
お金に羽が生えて、あなたの財布に入ってくるわけではありません。
人は心を持っています。
人があなたに寄ってくる、それと同時にお金は運ばれてくるのです。
どういう人に人は寄ってくるのかは、明白です。
誰よりも先に、あなたが喜ぶことを、あなたに与えてくれる人。
そんな人に、ファンが増えていくのは当然なのです。
欲の塊のような人に、人は寄り付いてくるでしょうか?

お金を稼ぐために商売をしますが、商売で大切な要素はみんな心なのです。
例えば、今の流行をつかむ、というのは、商売で成功するのは不可欠な要素です。
「流行」とは、流れて行くと書きますが、これは、人の心の流れのことを言うのです。
ニーズをつかむ、なんて言いますが、要は、お客様の要望は当然、心です。
社員のモチベーション(やる気)もそうです。
やる気は、心です。

しかし、自分の欲望を満たすことにモチベーションを持つのか、
人に喜んでもらうことにモチベーションを持つのかは、同じモチベーションでも大きな違いです。
あなたから、いかに奪おうかを考えて接してくる人よりも、相手に喜んでもらうことをモチベーションとして、
心からの感謝の気持ちを込め、明るく、笑顔で愛情を持って、思いやりをもって、
全身から誠意(まごころ)あふれる態度で接してくる人が、人にもお金にも好かれることは当然のことです。

お金に好かれるモチベーションは、「欲望のモチベーション」ではなく「喜びのモチベーション」なのです。

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