「満月の法則」で中学3年生の子供が劇的に変化

本日は、「満月の法則」で中学3年生の子が好転した体験談となります。

中学3年生で受験期に入ったSさんは、常に双子の兄と自分を比べて、「自信がない。自分が嫌い。早く自殺して終わりにしたい。勉強もやる気が起きない。誰もわかってくれない」と口にする生徒でした。

「不登校をしたいけど親が許してくれない。かといって、自宅に居たいわけでもないし」と日々悩みながら保健室に来ることが多くなりました。

表情も乏しくなり、涙を流すことが多くなってきたある日、保健室で満月の自分が居ること、そして心のしくみについて伝えたのです。

何か深いところで、彼女の心が変化していくのがわかりました。「今のままでは苦しいまま」「どうにかしたい」というSさんの言葉と思いが伝わって来ました。

そこで、心にずっととどめていたお母さんへの思いを、思いっきり紙に書いてもらい吐き出させ、その後、本当のお母さんへの気持ちを深い所から引き出しました。

その瞬間、彼女は満月の自分に気づきました。わんわん泣きながら、お母さんへの感謝と謝罪の思いが一気にほとばしりました。

「お母さん、ごめんなさい、ごめんなさい・・・。」そのままの気持ちを手紙に書き、自宅に居るお母さんに届けました。

Sさんの本当の思いが詰まった手紙を読み始めたお母さんはすでに号泣しています。そこに「お母さん、私を産んでくれて本当にありがとう」と声を掛けると、二人で抱き合って号泣したそうです。

夜、寝る前には母から娘に「私の子どもとして生まれてくれてありがとう」という手紙が送られ、読みながら涙が止まらなくなりました。

翌日から、満月の自分を取り戻したSさんは、今までやる気が起きなかった勉強にも手がつきはじめ、満月の素晴らしい自分に涙ながらに自信を持ち始めたと報告に来てくれました。もちろん、自殺願望も無くなったそうです。

そして、嫌みしか言わなかった兄やしっくりこなかった父との関係もどんどん変わっていったそうです。

兄の優しさに気づき、自分を助けようとしてくれていたことや今まで気づけなかった愛がそこかしこにあったことに気づきました。お父さんとは「心の和解が出来ました!」と心からの笑顔が出始めました。

「満月の自分に出会って生まれ変わったこと」「素晴らしい未来が待っていると確信が持てた」というSさんの言葉が、何よりも嬉しく、ありがたく感じさせていただいた体験でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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