心を自由自在にできるのが、満月の心

私たち人間は、自分を「自分」と指さします。私たちに肉体があるでしょう? そして心がありますよね。
そして皆さん毎日自分を、誰かと接しながら生きていきます。

その時に何を思って、どういう考えで、どういう心で生きているか。
そして何を言葉に出して、どういうことを行動に起こしているかによって、それが人生に跳ね返ってくるわけです。

自分の心で、今だって何か思っているでしょう?
もし心にマイクがあって、その心の声が聞こえたとしたら大変ですよ。うるさくて。
みんなそれぞれいろんなことを思っています。全員違うわけです。

あなたが心に思っていることを、言葉にはほんのわずかしか出せません。
それで相手に何らかの印象を与えてしまいます。

相手がどう思っているかは、すぐ言葉では来ませんから、「誤解しないでください」と言ってもしょうがないわけです。

その言葉に出したものを、行動になるとさらに少なくなります。
でも、それに対する結果は反対なわけです。

行動が結果に一番大きく出ます。
その次に、言葉です。
その次が、心です。

普段、あなたが何を毎日思っているか、考えているかということが分かれば、全然違ってくるわけです。

この間、相撲取りが暴力沙汰で毎日のようにテレビに出ていましたね。

もし、手が出る前にお互いの心が読めて分かったら、手を出す前に早めに手が打てるわけです。
その前に心の中で一回ケンカをしているわけなのです。
心の中で心の殴り合いしているみたいなものです。

心まで入れると、どちらが先に手を出したか分からない。
だから、そう思っている時にお互いに仲直りさせれば、ああいう問題は起きません。

国同士でも同じです。
まず、お互いの国のトップをはじめ、その国民が相手国の国民と心の中でケンカしているわけです。
だから、それをミサイルなどで「俺は怒っているんだぞ」と、行動に現しているのです。
さらに何か挑発したら、本当に戦争になってしまうかもしれない。

だから、そういう問題が起きる前に仲直りさせてしまえば、そのことは起きないわけです。
そういう心を自由自在にできるのが、満月の心です

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