魂とは真我が個性化したものである

世界70億人の真我はみな同じですが、魂は70億人それぞれ別々です。

真我と魂の違いは、真我を水に例えるとわかりやすくなります。
水は、海、水蒸気、雲、雨、雪、川、湖、氷…というように様々にその姿を変えます。
しかし、姿は違っても、どれも「H2O」という水の分子であることに変わりはありません。
それらすべてを「水」として捉えるか、「海」、「水蒸気」、「雲」…
というようにそれぞれ別個のものとして捉えるか、その視点の違いだけなのです。

全体の単位で捉えるのを真我、個の単位で捉えるのを魂としているのです。
ですから、すべての人は生命として捉えればみな同じなのです。

すべては視点の違いでしかありません。
私たちの顔を見るにしても、肉眼で見たら顔として見えますが、顕微鏡で見たら、もはや顔とは見えなくなります。
しかも、倍率を変えたら、それぞれまた全然違ったものに見えます。
その倍率にしても無限にありますから、視点も無限に存在するのです。

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