「真我」という一文字にこだわって30年間

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私は真我開発講座というのを始めて、約30年ぐらいたっています。

真我というたった一文字です。

この一文字にこだわってずっと30年間、レストランもいろいろ全て手放して、これ1本にしました。

真我という言葉になぜこだわっているかというと、真我というのは「真の我」と書くわけです。「本当の自分」と書きます。

皆さん、「本当の自分、知ってますか?」と聞かれたらどうですか。

これぐらい皆さん、真剣に求められてるのに、パッと答えられない。もちろん、一般の人はもっと答えられない。

いや、答えられないどころか、「いや、知ってますよ。

私はこういう人間で、こういう会社にいて、こういう過去の経歴」と。全然違う。

違う経歴だったら、自分になるんですか? 違う勉強をしてきたら、違う自分になるんですか? 違いますね。

でも、変だと思いません?

一番最初に私たちは自分を知るところから出発しなきゃいけない。

そして、例えば車だったらどのように乗るのか。どうしたらもっと長持ちするのか、とかね。その物を知った上で使うでしょう?

一番大事な自分というそのものを知らないで生きるのは、全然変だと思わないですか?

「私はこんな考えです」と言う方がいます。その時に私はすぐ「それはどなたから聞いたんですか」と聞くと、ほとんどの方はハッとするんです。

誰かから聞いた話を自分の考えだと思い込んでる場合がある。

結論から言うと、本当の自分を知ることが一番大事なんです。

本当の自分を知ってから生きる。死ぬ間際にやっと少し気づいたんじゃあ、遅いでしょう?

全く自分を分からないで、偽我、偽の自分で生きて人生を終わっちゃった。「俺の人生は何だったんだ!?」「私の人生は何だったの!?」

誰も手を差しのべれないし、そして誰もほとんど自分のことを分かってない。分かってない人が分かってない人に手を差しのべることはできないわけです。
ってことは、それで人生、終わっちゃうということです。

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