魂の継承~命のバトンを受ける

魂の継承~命のバトンを受ける

まず、はじめに質問します。
「あなたは、できることなら、ずっと生きていたいですか?それとも死にたいですか?」
人間、オギャって生まれていつかは死にます。
オギャって生まれていつか死ぬ。
オギャって生まれていつか死ぬ。
オギャって生まれていつか死ぬ・・・。

命には、肉体の命、永遠の命があります。
真我は永遠の命です。

この肉体の命は、生まれた瞬間に、もうすでに、
お爺さん、お婆さんに向かって、死に向かっていきます。
夢や希望をもっても、どんなに財産を作っても、死ぬ時は、全部置いていかなければいけないのです。
「人間は死ぬ」というこの根本大前提から物事を見ていきます。
継承というのは、“死ぬ、次の命がバトンをうける、次の命がバトンを受ける”ことです。

これを会社に置き換えてみてください。

会社も先代がいて、後継者がいて、そしてさらに後継者に渡していく。
それをずっと継続できれば、その会社は永遠なわけです、潰れないのです。
会社も死ぬのです。
500年前の会社で残っている会社、いや、1000年前の会社で残っている会社がありますか?

いかがですか?
もし、その継承がうまくいっていたら、鎌倉幕府の時からの会社も
未だに残っているかも知れないですね。
私たちには、死にたくない、永遠に生きたいという本能があります。
だから、この継承というものが、どんなに重要かが本能的にわかるわけです。
一生懸命、親が頑張ってやってきたことが、子供の代になって、一瞬のうちに台無しになったら、何のための人生か。
天から見てたら、もう泣くに泣けない。

これは、単に、会社のみならず、魂ですから、あなたの人生という単位でも捉える事ができます。
あなたがいて、あなたのお父さんとお母さんがいますよね。
自分の伴侶がいたら、伴侶にもお父さんとお母さんがいます。
そして、そのお父さんには、またお父さんとお母さんがいる。
お母さんには、またお父さんとお母さんがいる。
そのまたお父さんとお母さんが、ずっといるわけです。
もう、30代さかのぼると、何億人ってなるらしいです。
ずっと先祖をさかのぼっていくと、最後は人類創生までいってしまいますね。

だから、あなたの先代、先祖、先輩は、それだけ膨大な人たちがいるわけです。
お父さん、お母さん、お爺ちゃん、お婆ちゃん、どの先祖、先代も、一人ひとりが、ちょっと考え方を変えていたら、
あなたは生まれていない可能性があるのです。
歩く方角が別だったら、あなたの父母は、愛する人と出会えなかった。
そう考えると、あなたがいない可能性があります。
心のちょっとした動きで、その何十億人の心のちょっとした動きで、
一人でも違っていたら、あなたはいないのです。

その中で、精子と卵子の結びつきです。
あなたのお父さんの精子がお母さんの卵子に入って、あなたがいるのです。
別な精子が入っていたら、違うかもしれない。
そして、それだけ、過去あなた達に、みなさんに先輩がいるわけです。
全部先輩がいるわけです、その先輩が、いろんなものを合わさって残しているわけです。

このページの先頭へ