人間は宇宙そのものの意識になれる2014/04/18

生きとし生けるすべての生命は宇宙そのものです。
ですから、もちろん私たち人間も宇宙そのものなのです。
しかし、あなたがたは、自分が本当に宇宙そのものであるのか、
そして、宇宙の意識を自覚して生きることができるのか、と素朴な疑問を抱くことでしょう。

では、あなたに質問します。
地球を作ったのは誰でしょうか?
人間を作ったのは誰でしょうか?
地球上に生息する100万種類以上の生物を作ったのは誰でしょうか?
あなたの60兆もの細胞一つ一つを動かしているのは誰でしょうか?
毛細血管の隅々にまで血液を休みなく送り続けているのは誰でしょうか?

このように論理的に考えても、それが普段「自分」だと思っている「自分」ではないとすぐにわかるはずです。
この脳は人間が作ったものではないという結論に、誰もが辿り着くに違いありません。
私たちが宇宙そのものであることは、このように理性的に考えても理解できるのです。

そしてもう一つ、宇宙の意識を自覚するためには、脳で考えるのではなく、真我を開いていくことです。
真我を開くことによって、私たちは宇宙意識、即ち全体意識になることができるのです。
真我を開くとは、「もともと全ての生命は繋がっているのだ」と体感することです。
真我から「見える」とは、この非常に制限された5感を超越し、全ての真実を一瞬にして把握できるということです。
真我は宇宙であり真実の全てですから、真我を開けば、この宇宙のすべての真実が見えるのです。
目の前にいる人が何を考えているのか、何を欲しがっているのか、そして、何をなせば良いのかが見えるのです。
真我を開くことによって、全身の細胞で全てが繋がっていると感じることができます。

それはちょうど、風船を割ったら風船の中の空気も全体の空気と一つだったとわかるのと同じです。
本当はもともと一つなのですが、風船のゴムがあるために、中と外が分離しているように見えるだけなのです。
風船をパンと割ることによって、一瞬にして全体と同化するのです。
真我という空気を、私たちの思いというゴムが分離させているのです。
その思いというゴムを割ることによって、宇宙全体と一瞬の内に繋がるのです。
宇宙全体と一つであると体感すると、地球上の全てのものが愛しくなります。
私の目の前で、何千人もの人々がそのような体験をしています。

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