永遠の命を悟ると、死に対する恐怖がなくなります。
死への恐怖がなくなると寿命が長くなります。
逆に「死にたくない」という恐怖心を抱いていると、その恐怖という想念が現象化し、死を引き付けてしまう可能性があるのです。
永遠の命を悟ることができれば、例え死の淵をさ迷っていたとしても安らぎの中にいることができます。
神の命を悟り、神には病気など存在しないということを悟れば、病気が消えてなくなっても不思議ではありません。
福岡に、肺ガンで余命半年と宣告された四十代の男性がいました。
発見された時には既にガンは脳や脊髄を含む七箇所に転移しており、もう手術すらできない状況でした。
私がお見舞いに行った時には、彼は死への恐怖に打ち震えていました。
私は、その男性に永遠の命を悟るための瞑想法を教えました。
彼は毎日何時間も瞑想をし続けました。
そして、実にわずか三ヶ月後には、彼を蝕んでいたガンが全て跡形もなく消えてしまったのです。
永遠の命を悟ると、本来病気などは存在しないということがわかりますから、どんなに重い病気であっても治癒することができるのです。
永遠の命を悟ると、心身の健康を保つことができます。
さらには、長年背負っていたトラウマさえも一瞬の内に消し去ることができます。
そして、両親への深い感謝の気持ちが湧き上がってきます。
私たちの内なる神、真我こそが永遠の命であるのです。
故に、真我を体感し体得すると、私たちの命は永遠不滅の存在であることを悟ることができるのです。
この現象界で最も真我の愛が現れているのが、父母の子どもに対する無償の愛です。
その父母の無償の愛を受け止め、素直に感謝することができれば、
その愛が光となって伴侶や子ども、まわりにいる全ての人たちに向かって放射され、あらゆる人間関係がスムーズに流れるようになるのです。
そして、明るく健康で喜びに溢れた人生を送ることができるのです。
山の麓より真我の愛が昏々と湧きいずることによって、そこから流れる清らかな愛の水は、その下流に喜びと幸福と言う名の恵を与え続けるのです。
そして、あなたの運命という土壌は、痩せ細った荒地から肥沃で輝きに満ちた土壌に変貌を遂げるのです。