自然界の動物たちは、お互いの命を活かし合っています。
ライオンが死ぬとその亡骸は草の栄養分になり、その草をシマウマが食べます。
そして、そのシマウマをまたライオンが食べます。
動物たちはそのようなサイクルの中で命の活かし合いをしているのです。
命が他の命に転化しているだけなのです。
死んでいる命は何もないのです。
ですから、全ては永遠の命であり、命は繋がっているのです。
サイクルの中で営々と生き続けている命は、実は永久に不変なのです。
それぞれの生命体は、それが波のように現れて変化している姿に過ぎません。
その中はずっと変わらない海のような一つの命があるのです。
プリズムに光を通したら、赤や青や黄といった色が出現します。
しかしそれは屈折率の違いによってさまざまな色に分かれるだけであって、光は一つしかないのです。
光そのものである神の命は、一つしか流れていないのです。
それが百万種類と言われる地球上のあらゆる生命体に形を変えているのです。
全ては、神の命が顕現した姿なのです。