愛の光で行けば、営業は無敵です。
「灯台下暗し」という言葉がある通り、灯台は、遠くを照らしているから、足元はいつも暗い。
しかし、かといって、仮に足元を照らしたとしたら、今度は遠くを照らせなくなってしまいます。
足元を照らすというのは、エゴの人のことをいっています。
怠けグセのある人で、いつも自分だけが楽をすることばかり考えています。
これに対して、遠くを照らすというのは、お客様を照らしているのだが、
本音は自分の足元を照らしたいと思いながら、無理矢理お客様のことを照らしている場合が多いのです。
「お客様のため」と口ではいいながら、
本当は自分の成績を上げるためとか、自分がいい思いをするためにやっている。
自分の欲のために売っているのです。
自分のため自分のためといったらエゴになります。
人のため人のためといったら、嘘になります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
それは、灯台の塔が光そのものになればいいのです。
そうすると、あなたのまわりを一瞬にして、光で照らしていくことができるのです。
闇を光に変えていくことができるのです。
灯台のように、光を向けた所だけではなく、四方八方を明るくすることができるのです。
あなたが直接話をしていない人にまで、あなたの光は届くのです。
光というのは愛のことです。
あなたが、本当に愛の営業マンになった時に、どこに転勤になろうが、
あなたはそこから無限の営業ができるのです。
あなたは、どこから出発しても豊かになっていくのです。
どこに行ってもあなたはお金に困ることはない。
どこに行っても、お客様に困ることはない。
こっちの方角がいいとか悪いというものもない。
あなたが、本当の達人になったら、どこに行っても、どんな会社に入っても、
そこからまた活路を見出していけるのです。
そういう光の営業マンになっていただきたいのです。
私は、いつもいつも、自分自身に喜びを持ち、会社にも商品にも誇りを持って営業していました。
そして、「自分はこの商品を通じて、人から喜ばれる人間なんだ」と100パーセント確信を持っていた。
そういうふうにした時に、どんな隙も逃さなくなるのです。
どんな販売のチャンスも、全部活かすことができるのです。
複数のお客様と会っていても、全てのお客様から心を離さないのです。
あなた自身が、光そのものになればいいのです。
そして、いつもいつも光り輝くのです。
私は、真夜中に突然お客様に起こされても、すぐさま機嫌よく話ができました。
仕事をやっている時だけ、一生懸命やって、ボーっと休んでいる時はできないというのではなく、
本当にあなたが誇りを持って光になっていたら、24時間疲れないのです。
そこまでなれたら、達人といえるでしょう。
私も最初の内は、名刺の裏に「私は愛の人になる」と書いて、
ことあるごとにそれを見て、心の中で復唱していました。
それをずっとやり続けている内に、自然と身についてしまいました。
あなたも、是非そこまでなっていただきたいのです。
あなた自身が光の営業マンになろう。
光の営業マンになれば、どこにいっても無限の営業ができる。