精神世界で「アカシックレコード」という言葉があります。
宇宙空間に無尽蔵の情報や知識が詰まっていて、
宇宙意識と一体化すればアカッシックレコードの情報を自由自在に引き出して生活に応用できる、というものです。
私はアカッシックレコードを、「宇宙(=無限)の知恵」と捉えています。
人間は60兆の細胞でできています。
人間の体を形成している細胞は何万年も前からありますが、
人間の力では自分の細胞はおろか、ゴキブリ一匹、蟻一匹、花一輪だって作れないのです。
これらを作っているものが「宇宙の知恵」でなくて何の知恵であるというのでしょうか。
ただ、われわれは眼に見えるものを優先して生きているので、「宇宙の知恵」をなかなか認めようとしないのです。
目に見えなくても空気はあります。
電波だって目に見えませんが、存在していることは誰だって認めています。
私たちが現在認めている範囲以外のものが、無尽蔵にあってもおかしくないのです。
200年前に四角い画像の中に、地球の裏側にいる人の顔が見えるといっても、神秘現象として取り扱われて誰も信じないでしょう。
ところが、今では衛星放送の普及で、テレビで地球の裏側にいる人の顔が見えても不思議なことではなくなりました。
現時点の段階も、人間が認める範囲内で物事を見ているだけであって、ここから先のことは無尽蔵にあってもおかしくはないのです。
人間が認めるか認めないかが問題なのです。
アカシックレコードも実際、この目で見たことがないから、
あくまでも仮想の世界なのだが、異次元の世界を認めるほうが可能性や未来が開けてきます。
「ない」と断定的にとらえたら、その時点でどん詰まりになり、終点になってしまうから、進歩も発展もなくなってしまいます。
これからの時代は目に見えないものがある、という観点から、すべての物事を判断していくべきなのです。
真我はさらに究極なのです。
なぜならば、アカシックレコードに書かれたことをすべて書き換えることができるからです。