真我ワールドツアー裏話「ハワイ・チケットの奇跡」1
当時、ワールドツアーを企画した北米支部担当、
現、真我「心の再生」医療研究所 所長 マイク岡本がお伝えいたします。
これまでに、海外講座ツアーは、7回に及んでいますが、毎回いろいろな事が起きます。
もちろん、結果はOKになってしまうのですが、その中でも、特にひやひやもんの大ピンチ編を暴露しちやいます。
これまでのツアーの中で最大のピンチナンバーワンは、やはり2002年5月ゴールデンウイークのハワイ天使の光ツアーでのことでした。
「ゴールデンウイークのハワイでの講座はどうだい?」という佐藤学長の声に、「いいですね!」から始まった準備。
順調に進み、あと2週間に迫ったときでした。
北米支部事務所に”りりりりりリーン”1本の電話が入りました。
「はい、Shinga North Americaです。」
「あっ、マイクさん?トニーです。」
「はい、どうもマイクです。」
「ちょっと困ったことになっちやったよ-」
「ん、なにが?」
「帰りの飛行機が取れなくなった…」
「ん、帰りってホノルルー成田闇の便?」
「そう」
「それって、ちゃんと往復で押さえてあるじゃない!もう、1ケ月以上も前のことだよ。」
「うん、確かに往復で押さえたつもりだったんだけど、急にHiSから電話があって、
“行きの4月30日発はOKですが、帰りの5月5日ホノルル発は席がありません”て言われちやって、
確かめたら、どうにもなりませんということなんだよ」
「ちょっと待ってよ、いまさらないって言われても困るよ-。対策ないの?」
「ん、今予定日前日の5月4日、または5月6日にあるか調べてもらってるから、わかったらすぐ連絡するよ」
「いつわかるの?」
「今日中」
「OK、たのむよ」
「じゃ-、あとで、バイ」
受話器を置いて、しばらくほう然としていました。
大体いつも「なんとかなるだうー」と思う方なのですが、
航空チケットがないということは、どう考えてもないということで、
特にゴールデンウイークのハワイというのは、3ケ月前には100%席が埋まりキャンセルは出ないというのが
旅行業界常識らしくまず5日はアウト、4日、6日も空きがなければ完全にアウトの状況でした。
1人分ならまだしも、24名分となるとキャンセル待ちもまず100%アウトでした。
気を持ち直して、東京本部に電話を入れました。
事情を説明して5日分は全く席がなく予定通りの5日には帰国することができない事を告げたのでした。
航空券発券の手続きをする上で、前代見聞の大失態に、事情を聞いた後も、スタッフの声は明るく、余裕があったので、
よほど何とかなるという確信を持っているのか、または、事態を100%理解していないのかのどちらかという感じかしました。
正直その時はアウトと思っていました。
対策として、現在、前日の4日または6日後変更、そしてもしかすると4日組みと6日組みに分かれて帰国する方向で予定を変更し、
それを参加者全員に伝えていただくという事で会話を終えたのでした。
と、同時に電話が入りました。
「あっ、マイクさん?トニーです。」
「うん、どうだった?」
「だめだわー、4日も6日も一席も空いてない……」
「どうにもならないの?」
「今、どこかチケットを持っている旅行社がないか日本全国中の旅行社に問い合わせてもらっているから一週間以内に返事が乗ると思うから、来たら連絡するよ。」
「OK.わかった。頼むね!」長い1日でした。
トニーから連絡があったのは、4日後の夜、出発予定日4月29日まで9日と迫った日でした。
「マイクさん?トニーです。」
「どうだった?」
「やっぱり、だめ。今回は無理みたい...…」
「どうにもならないの?」
「うん…....」
「ん一そうか、わかった。しょうがないね、また連絡するよ。じゃ-」
行きは良い良い、帰りは“無い”もう、打つ手はありませんでした。
アメリカ初の真我ワールドツアー・ハワイは、キャンセルするほかないという結論に達し、早速日本へ出向き、
学長始め出発を心待ちにしている受講生の皆さんにお詫びの挨拶をしようと決め、
トニーに航空チケットの手配を頼みました。
真我ワールドツアーが出発前にキャンセルになるなんて、この出来事は、自分に何を教えてくれているのか、
どんなメッセージなのかと困惑した感じでベッドに入りました。
翌朝、10時頃、トニーからの電話は、自分の日本行きの鯛空券のことだと思って出ました。
「あっ、マイクさん?トニーです。」
「はい、どうもマイクです。」
「チケット取れたよ」
「OK、予定通り?」
「うん?マイクさんのチケットじゃなくて、5月5日の帰りのチケットだよ!」
「えええええええええええっっっっ!!!!!」
「それも、きっかり24人分!!!!」
「えええええええええええっっっっ!!!!!」
「すごいよー、こんなことありえないよー」
「いったい、どうなったの」
「うん、日本の地方にある小さな旅行会社で押さえていた航空券をキャンセル扱いで譲ってもらう事ができたみたいで、その数もぴったり24名分だよ」
「ほんと-!!!!」
その後の会話は覚えていません。
5日のチケットが取れたと聞いたときは、驚きと喜びで飛びあがっていました!
「真我もやるときには、やるもんだな-!」と感動しました。
早速、東京本部に連絡を入れ、今回の成り行きを報告しました。
その中で、全てのことは、学長の元で起こっていると疑えると、
我々の真我に対する、また学長に対する確信をどんどん深めていくために、わざわざ奇跡を見せてくれているとも見えます。
「皆さんお喜びさまです、はじめまして、マイク オカモトです」
かくして、何もなかったがのように4月29日予定通りホノルル空港で日本からの皆さんを出迎えることができ、
‘ハブイ天使の光ツアー”は過去最高の盛り上がりを創ることになったのでした。
以後、どの旅行社の人に聞いても、「あの時期に、あの人数のチケットを出発1週間前に手に入れることは、まずありえない、不可能だ」といわれます。
まさに、“奇跡”といえる出来事でした。
ありがとうございました。