真我を開き、真我の波に乗っている人は会うたびに素晴らしくなっていきます。
真我を開き続ける秘訣は、真我の波に乗り続けることです。
真我の波に乗っている人は、素直で、正直で、即実践するという共通点を持っています。
忠告を素直に受け入れ、自分を隠さず嘘をつかず、良いと思ったことはすぐに行動に移しています。
そういう人たちは日毎に真我が開いていき、確実に良い方向へ変わっていきます。
波に乗っている人たちのもう一つの共通点は、いつも感謝の心を忘れないということです。

実は、真我の波に乗っていても、感謝の心を忘れると自分という我が出てしまい、途端に真我の波からはずれてしまいます。
ですから、周りの人たちの大きな愛に包まれていることを絶対に忘れず、感謝の心を持っていないといけません。
縁の下で支えてくれた伴侶や両親、意識の高みに導いてくれた師やたくさんの教訓を教えてくれた先輩といった、
多くの仲間たちがいたからこそ、今の自分がいるのです。
そのことを忘れず日々感謝する心が大切です。
さらに真我を開いていくためにやるべきことは、真我を確信していくということです。
真我の道はそれまで自分が通ってきた道とは違うはずです。

ですから真我の道が正しいと分かっていても、ときどき確信を持てなくなることがあります。
上空から道を眺めた時に「この道が目的地まで一番近くて安全だ」と見えていても、
他の人々と違う道だと不安がよぎることもあります。
しかし、その不安を消すには、真我の道を何回も歩かなければなりません。
そして、「やっぱりこの道で間違いなかったのだ」と確認していくしかないのです。
その結果、揺るぎない確信を持つことができるようになります。

真我を開き続ける（真我の波に乗る）ということは、このように確信を高めていくということでもあるのです。
私は20数年間、真我開発に携わっていますが、いまだに毎日毎日真我を確信する出来事が起こり、驚きの連続です。
「真我の力は本当にすごい！　やはり間違いないのだ！」と日々確信を深めています。
真我は神ですから、私たちが確信しようがしまいが最初から完璧であり完全です。

しかし、自らが真我の確信を高め、神の事実と自分の確信とを近づけていくことが大切です。
そして、それを完全に一致させることが最終の到達点となります。
そのために、日常生活のなかで少しずつでも確信を高めていくのです。
確信を高めていくと、意識は神に近づいていきます。
それが次元上昇（クオンタムジャンプ）となります。