遠出が困難で耳の聞こえない私が、自宅(横浜)で満月の心に目覚めることが出来ました

本日は、満月の心に目覚めることができた体験談です。

K・Nさん(神奈川県、54歳、女性)

15年程前から失聴し、3年前からは悪性リンパ腫の私。「受講は無理」と諦めていたところ、「横浜の人で、Kさんの要望に合わせて講座を開催してくれる講師がいますよ」と友人が教えてくれ、受講に踏み切りました。会場は自宅、説明は筆談です。身体に無理がないよう、3週間かけてやっていただきました。

講師から、「出てくる感情はみな味方」「出来事は全て何かを学ばせてくれるもの」「小さな変化を大きく認めて言い切ること」などの説明がありました。「英語で例えると、文法はわかったけど、ペラペラは話せないって感じです」と言うと、「元々、Kさんはネイティヴですよ」と即座に言われました。「そうだ、その通り!満月の心とはそういうことなんだ!!」大きな気づきを得た瞬間でした。

最大の気づきは、テーマ「を両親」に取り組んだ時です。父・母、別々には「満月」と感じることが出来たのですが、両親を「満月」とは思えませんでした。そこを講師は鋭く見抜き、「ご両親で満月」と言われました。

「両親で満月」、を意識して書いているうちに、東京に進学した時のことを思い出しました。両親を捨てたような気が、どこかでしていたのですが、「そうではなかった。父・母を愛しているからこそ、自分から離れたのだ」とわかったのです。一方の味方をすると、もう一方は敵になってしまいますから。「二人はベストパートナーなんだ。他の人では代えられない存在だった。そんな両親の唯一の子供として生まれてきた私…」怒涛のように、両親に対する愛が溢れ出てきました。バラバラだった両親が、私の心の中で、やっと一つになったのです。

父の遺影に向かって毒づく母を見ると、悲しい気持ちになっていましたが、もう微笑ましいと感じるように変わりました。

半月後に父の祥月命日が巡ってきた時、母から写メが送られてきました。朝早くからご飯を炊いて、缶ビールとともに供え、花もいっぱい飾ってありました。そんなに父を供養したのは、初めて見ました。まだ母には、満月の法則のことを話していないのに。

両親の捉え方が変化してから、他にも、いろいろなことが起きました。たとえば、「Kは顔が明るくなった、晴れやかになった」と、夫や義父母に驚かれたり、久しく音信のなかった多くの友人から連絡がきだしました。また、「ガンでもガンでなくても関係ないのでは?、普通の生活が出来ている今が大事だし、ありがたい」と感じるようになったのです。

心の中で思う言葉も変わりました。「治りますように」から、「今日の無事に感謝し、明日も元気に過ごせますように」と。闘病ではなく、生活のすべてにファイトが湧いてきました。

「多くの試練が続くのも、他人の苦しみがよくわかるためなんだ」と感じています。また、「お互いに守りあっていて一つ」「お互いが伴走者で、繋がって一緒に走っている。これが満月の心の現れではないか?」と思っています。

病気のことで、時々不安になることもありますが、教えていただいた言葉を唱えたり、内観光受をすると、心が穏やかになってきます。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

今後とも、よろしくお願いします。

以上、体験談でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

このページの先頭へ