命を生かすこと、よみがえらせること

佐藤康行

私は、北海道から15歳の時に出てきて、皿洗いから始めて、自分のお店を持つために宝石のセールスマンをやって、お金をためて、そして小さなレストランを持って、結果的にお店を全国に70店舗まで作りました。

年商は50億円までやりました。

社員はアルバイトも入れると2,000人使ってました。

マクドナルドを本当に追い抜いてやろうと思ってました。世界一の外食王になってやろうと本当に思って、店は毎月オープンしてました。

しかし、本当の自分を知っちゃったんです。

そしたら、私はレストランをやるのが私の仕事じゃないとはっきり分かったんです。

人の命を生かすこと、蘇らせること。これが私の本当の仕事だと分かっちゃったんです。

私のエネルギーを、私のパワーを外食王のために使うんじゃなくて、人を「本当の自分」に目覚めさせて蘇らせること。これが私の仕事なんだ。はっきり分かったのです。

人生は一発勝負です。

自分の使命と違う間違った道を歩んでたら、それで何十年もたったら、もう取り返しつきません。

本当の自分は違ってたって気づいた頃、もう目の前が死だったら、「何のための人生だったのか」ってことになっちゃうでしょう?

私はそれに、かなり若い時に気づいたんです。

だから私は、きれいさっぱりレストラン70店舗、ある方に引き受けてもらいました。

そして今、これを本職としてやってるわけです。

このすぐ近くに心の病院もやってます。薬を使わないでうつ病から統合失調症から、あらゆる病も寛解させることができる。今のところ確率は90%ぐらいです。

そして今、いろんな大企業からも社員の研修の依頼を受けてします。相当大きな企業から今、頼まれ出してます。何十社もあります。

いよいよ皆さんも気づき始めた。分かり始めた。

あの時に私はレストランを手放して、これを本業にして、本当に今は心からよかったと思っています。

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