私たちの認識の世界

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私たちの物事の認識の世界。基本的な話からします。「これは何の月ですか?」「それは三日月ですね」。

でも、そんな月なんかないわけです。これは、太陽の光が当たった分だけ、あなたの目の中に入って、そして脳の中に存在する。

月の実相ってあるね。こんな形の月なんかないわけ。月は常に真ん丸。

そして、ロケットで近づいていくと、もっと膨大なる大きな球体が待ってる。近づいたら大きくなる。離れたら小さくなる。離れたら5円玉の中にも入る。その距離によって、全く違うようになります。

これはどこからどう見ても、月の実相が見えないわけです。全部認識にすぎないわけ。あなたの目の中に入って、脳の中で捉えたお月さんです。全部認識の世界です。月の実相じゃない。

これはお月さんの話だけじゃなくて、人間同士、生命体同士でも全く同じことが言えます。人間の本質は見えないわけです。人間の実相は、この目では見えない。あなたの見たあの人で、あなたの見たこの人で。そんな人はいないわけです。

自分自身のこともそうですよ。自分自身も「私はこんな人間だ」と皆さん、思ってるでしょう? そんな人間なんかじゃないんです。

どれだけ自分を評価しても、それはあなたじゃないんです。

ロケットで言うならポーンとロケットで上がって大気圏を抜けて、大気圏を抜けたら自由自在に動ける。一切の上が異物は無い。もう宇宙は無限に広いと言う。

上下も横も自由自在。ここが全部なくなるから。ここが観自在、全然違います。もう縦横、自由自在どうにでもなる。そうなるとものすごく便利です。

どんな人とでもうまくやるのは可能なんです。

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