真我の世界では「こんなやつ」はいなのです。
「あの出来事はこんな出来事」もないのです。
私たちの今までの常識とは違うわけです。
今まで私たちが思う「分かった」はどんどん変化していきます。
だって、私たち今朝こんなにケンカしたけど、夕方になったら仲良くなってるかもしれないですよね。
ケンカしてる時の話ばっかり聞いて、そして、それで接したら、えらいことになっちゃうかもしれない。
人の心は常に流れゆくものです。
川に落ち葉をポンとやったら、流れていくでしょう?
人の心も全て流れていく。
ここにいると思ったら、そこにはもういない。
もちろん、その人だけじゃなくて、あなたもそうなんです。
そして、その出来事、世の中全体もそうなんです。
ひと時も休んでない。
あなたの肉体だってそうですよ。秒単位で老化していってるんです。
秒単位で死にまっしぐらなわけ。
だから、肉体を見て自分と思ったら、絶望するじゃない。
しかし真我である、神である永遠の命を自分と見たら、それで一気に変わるわけ、スイッチが。
そういうことで、この真我の部分は普通の常識と違います。