心が本体で、現象面に起こることは陰

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仏教では「三界唯心」という言葉があります。

三界というのは、色界、欲界、無職界と言います。

欲界っていうのは、人間には欲があるから、そういう欲の世界です。

色界っておいのは物質です。物質の世界のことです。

無色界というのは精神界。それは全部、現れているのは人間の心の影として現れてるんです。

「心が本体で、現象面に起こることは影ですよ」と、そういう意味です。

全部、心が言葉になり、行動になり、そして言葉が形になり、心が言葉になり、そして物になり、形になり、現象面に表れてくる。

その心を読んだ時に、だいたい分かってくるわけ。「ああ、この人とこの人、このまま行ったらケンカになるな」とかね。

よく、「いじめに遭った」とか「DVを受けた」とかって言いますけど、心の世界になったらちょっと違ってくるわけです。

殴るまで追い詰めた人、そちらのほうが殴られたほうが殴った人を追い詰めてる可能性もあるわけです。

手を出さざるを得ないところまで、その人を追い詰めた。

手が出るとかは、相当後なはずです。

もちろん、普通の社会では、手を出した人のほうが悪いんですよ。

でも、そういうことも分かっていたら、そういう問題を起こす前に手を打つことができるということなんです。

問題が起きる前に手を打てるということです。

物事の出来事は、まず心の中で起きて、それから形から現象面に洗われてくる。

だから、もう現象面に表れる前に心の中で解決してしまえば、もうそれは起きないということです。

でも、これは横の法則なんです。

心が形に表れる。「念ずれば花開く」とかね。「思考は現実化する」という世界です。

これは全部横の世界です。

私がやっているのは、縦の世界です。

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