雲の上に曇りの天気はない

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:YSメソッドでうつ病を寛解したのですが、自分の住んでいる地域はこれからの季節はとてもどんよりとした暗い空が続き、

またうつ病が再発しそうで不安です。どのようにして秋から冬を乗り越えたら良いでしょうか?

 

学長:もし、雲の上に立つことができたら、雲は下にあるわけですから太陽しか見えないのです。

雲の上には曇りの天気はないのです。いつも晴れているのです。年がら年中晴れていて、ただの一度も曇った日はないわけです。

 

そうでしょ。雲の上に立っているのですから。

それが自分の心だと思ったら良いです。うつ病になったりするのは、雲の下だからです。

雲の下だと上を見ても太陽はない。太陽がないからいつも私の心は曇っている。辛い、苦しい、嫌だ、嫌いだと雲の下から見ているからです。

でも、雲の下から見てどんなに曇っていても、太陽が一ミリも見えなくてもたったの一秒も太陽は沈んだことがないのです。

 

この太陽が真我、本当の自分だと思ったらいいです。

雲が偽の自分。

だから、真我の実践も、同じです。

太陽の実践というのは、簡単にいうと、雲も太陽の存在がなければないわけです。

太陽の熱によって、そして水蒸気となって空に昇って雲として表している。

その雲は風に流され、まんべんなく雨を降らしてくれている。なるべく平等に。

 

そして雨がなければ人間を含めた生物は生きていけないわけです。

ということは、それを全部裏で動かしているのは太陽なのです。

 

真我開発講座、真我の実践というのは太陽を開発する、太陽を実践する、実践しているのです。

 

太陽がなければ全ての生命体はないのです。そのように思ってください。

いつも自分の心は晴れているのだと。そっちが中心だと、それを一番にするのです。

今度は空を見たら、その上は太陽は一秒も休んでないのだと、いつも煌々と輝いているのだと、そのように受け止めてください。

 

全てそのように受け止めたら、どんな嫌なことがあっても、それは自分の太陽を出すために、そのために与えてくれていると思えば良いのです。