今日もチラシ配りのボランティアの方々が集まり、活動前に学長への報告と質疑応答をされていました。
今日は土曜日ということもあり、初めて参加の方も何人もいらっしゃいました。
※質疑応答の一部より
質問者:チラシ配りに緊張する人や、落ち込んでしまう人、また更なる進化を目指す人などいますが、アドバイスをお願いします。
学長:自分が今まで何十年間か生きてきたでしょ。それを3秒でわかるんだと。自分がわかるんだと。
それも繰り返し繰り返し、いろんな人にお伝えして、その反応でその3秒が自分の何十年間の人生そのものかもしれない。
そう思ってやると、何か全然違ってくるんじゃないですか?何十年間の人生を3秒でわかる。
質問者:私はまさしくそれを感じまして、当たりさわりのない人生を送ってきたんだなということを、品川でチラシ配りをして感じました。
これが自分の人生を象徴しているなと思いました。
学長:100人いたら100人反応が違うのは、当たり前のことでしょ。一番感じの良い人から、一番感じの悪い人まで。
1位から100位まである。それを100人やったら当然嬉しくなることもあるし、辛くなることもある。それは3秒で集約できる。
そう思ったら違って感じるんじゃないですか?
例えば、先ほど「国際フォーラム」という名前を出しただけで反応が違うと言われましたが、「総理大臣からあなたへのメッセージ」ですって言ったら、ほとんど受け取ってくれるんじゃないですか。
そういうことで、言葉を変えてみると何かがわかってくるかもしれません。
反応の良い言葉はもう一度やって、反応の悪いのは削除していく。
だいたい人間は共通したものがあるから、だいたい共通しているのは、自分にとってなのです。
今も、皆さんが言ったのも、全部自分にとってなのです。
自分にとってどういう思いになったのかとか。あくまでも自分にとって。自分にとって良きことなのか、悪いことなのかということを相手は瞬間に反応するのです。
むしろ、その方が本音かもしれない。いろいろ考えちゃったら、相手に礼儀だとか知ってる人かもしれないとか考えちゃったら、本当の気持ちでなないかもしれない。
今、本当の気持ちが一瞬でわかるのです。
人生は人間関係だから、人間関係の訓練をしれいるのだと思えば、ただのチラシの紙切れを配っているのではないのだと。
自分を高めるためにやっていると、そのように思えば違ってくると思います。
質問者:自分を高めるというのは自覚しているのですが、いろんな自分の性格がわかってくるのですが、それを乗り越えるにはどうすれば良いですか?
学長:今回のチラシ配りに限っていうならば、数でしょ。
例えば、15分以内、20分以内、30分以内に100人の友人を作ると。
一人3秒以内で100人の友人を作ると。
そしてその中で苦手な人を克服するんだと。だんだん苦手なタイプの人がいなくなるくらいに。
興味ありませんと言われても、知らないで興味ありませんと言わないですから、何かの思い込みだったりしているのです。
そういう人も世の中にいるという学びなのです。そういうことは普通の生活でもありますね。
人間はそんなもんだということがわかると、これからの人生を生きている中で、それほど人が言ったことにショックを受けなくなると思います。
スポーツでも同じことを何度も繰り返すことによって、バットに球を打つことを繰り返したり、場数があると思います。何回も素振りをする回数など。
やっている内容が内容だから、人様のお役に立っている、世の中のお役に立っているという思いで配ると、あくまで自分にとってショックかどうか関係なくなる。
お役に立つ喜びを味わっていく。
もしかしたら、つっけんどうの人が心のメンタルの悩みを持っているのかもしれない。
いろんな人にそういう対応をするから。そういう人にこそ必要かもしれない。
例えば、自分が医者だったら、手術で患者が痛いって言ってもそれにショックを受けていたらどうですか。私に変な顔を見せたとか。
質問者:ショックを受けたということは、相手のことではなく自分のことを考えているということなのですね。
学長:痛い顔したからって、痛いから痛い顔をしたんだよって。
伝え方がまずかったら相手が誤解したのかもしれない。
誤解するような言い方をしたのかなって思えば、すぐに修正して次の人から変えれば良いのです。
すぐに修正する癖をつける。なるべく短い時間で。
すぐに次をやる。考える暇をなくす。
自分をリズムに乗っけるのです。
あくまでもチラシを配っているんじゃないんだと。自分自身を知るために、自分の人生を知るために、これからの生き方を知るために、そのためにやっているんだと。
1時間でいろんなことがわかるなんて滅多にないじゃないですか。
例えば、これで給料をもらってやるとしたらまた全然違うでしょ。
今は純粋なボランティアでやってるから、実際の自分がわかるわけ。
これで食べていくとなったら、実際の自分と我慢している自分がいるから分からなくなるわけ。
でも、本当に純粋にボランティアでやったら、人生単位では今やっていることは大事かもしれないですね。
仕事単位でなく、人生単位で。
普通これだけ真剣にチラシ配りをして、こうして話すということはないですね。だからこれを活かさない手はないですね。