真我で解決できない問題はない

 

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:幸せになることがいけないのではないかという思いが出てきます。親は戦争を体験していて、宗教にも入っていました。その事も深い原因になっているのではないかと思います。

 

学長:結論から言います。そのお父さんもお母さんも、あなたも全部真我で解決できます。

全部解決できます。完璧に。

もちろん、ご本人がその気にならないと無理ですよ。

 

今、私が完璧に真我で解決できると言いましたね。そのままそっくり一回受け止める。

そうは言っても無理ではないかと思えば、その通りになります。思考は現実化しますから。

思っていることが全部現実化します。

 

自分がこう思おうとしても、実は現実に現れていることが本音だったりします。

 

いくら一瞬元気になっても違う声が聞こえてくる。

その声に従うと、その声の方向に向かっていきます。

「こっちおいで、こっちおいで、こっちが良いよ」って。そうすると思わずそっちに行っちゃう。

そういうことってあるでしょ。それが行ったり来たりする一番の原因です。

 

行ったり来たりしない。

行きっぱなしになる。それはもちろん真我にいきっぱなしです。

 

真我は内なる神の心ですから、全知全能万能です。

それが自分の問題でも父母の問題でも先祖の問題でも子供の問題でも、全部大丈夫です。私は30年間そこのところを徹底的に研究してきました。

いろんな、あらゆる問題を、何万人ではきかない、何十万人の人を相手にしてきました。

 

結論から、もう一度言います。

真我で解決できない問題はない。

 

というのが結論です。故に、その扱い方が大事なわけです。真我を開いたら、先ほどご自分でもおっしゃいましたが、幸せいっぱい愛いっぱいになったと仰ったでしょ。

それをずっと続けることができるのです。

 

そうすると、その幸せの心、愛の心と同じようなものが現象面に引き寄せてくる。

問題は続けられるかどうかにかかっているのです。

 

私がやっているワークシートだけでも100種類以上あります。「真我の実践」を唱えるのも、「今この瞬間最高」を唱えるのもそうだし、内観光受もそうだし、あらゆるワークも高次元手帳も、いっぱい出しています。

 

真我を開いたら万能だということはわかっていたのですが、その後続けられる人と、そうでない人が出てくるわけです。

その違いを埋めていくのが、この30年近くの私の仕事です。

 

特に戦争時代は、自分のために何かをやってはいけない、お国のためにやりなさいと、そういう国の教えがあるのです。

国を守れなかったら家族も守れない、あなたも守れない、だから国もために喜んで死んでいきなさいと、それを大多数の人が信じていたのです。

 

死なないで帰ってきたら、親も恥ずかしい思いをする。生きて帰ってきたのかと。死んだ人が賞賛されました。

 

それが現代にまで続いていると。

だから幸せになっちゃいけないんだと、自分のことしか考えてないと思われるわけです。

そうですね。自分が幸せになって、周りに不幸な人がいたら悪いような気になる。それに宗教の影響があったり。

それは、本当の神という存在を知らないからです。

日本も神道を信じて死んでいったのです。神が大事だということを皆んな知っていたのです。

 

じゃあその神がどういうことかという事が問題なのです。

キリスト教も神道も神と言っている。そして神というものをバックに戦争をしている。世界中の戦争の大多数は宗教戦争が多いです。それは皆、神と言っています。

 

じゃあ、キリスト教の神と日本神道の神とイスラム教、ユダヤ教の神は皆んなバラバラなのか。

それは人間が作った神です。

 

じゃあ人間を創ったのは誰なのか、地球を創ったのは誰なのか、宇宙を存在させているのは誰なのか。

人間が作った宗教は宗教じゃないと言えます。

でもそれを信じてあの世に逝った人がいっぱいいるわけです。戦争に利用されて。

その神を自分の業カルマで利用しちゃう。

反対なのです。

 

私が「真我、真我」と言っているのは、真我を開発することによって、人間の業カルマは消えていくわけです。

 

業カルマが消えていくと次元が上がります。

次元が上がると、高い視点で見ることができる。次元が上がると深い心で物事を判断できる。次元が上がると、広い心で物事を見れ、そして多くの人を愛せるわけです。

 

自分が不幸になって人を幸せにする。またその反対の人もいます。人を不幸にして自分が幸せになる人もいます。

どちらも違います。自分が幸せになって、池に石をポチャンと落とした時に波紋が広がるように、真ん中が一番幸せで、そして周りがどんどん後から幸せになっていく。

 

それが世界にまで波及していく。そのポチャンが自分です。

お父さんお母さんお子さんの真ん中に立っているあなたです。あなたから出発するのです。

 

あなたが思いっきり幸せになる事です。へっピリ腰だとまた前のように戻りますから。

 

思いっきり真我を極めていきましょう。それを続けていく。周りの人たちを救っていると、それが反射鏡となって自分が救われてきます。

 

そこのところが大事です。同じような人が一杯います。あなたが救われることで、その体験を多くの人に伝えてくれたら、多くの救われる人が増えていきます。

 

それは心の問題ですから、心の問題は今の医療でも政治家でも無理です。

宗教は下手したら反対のことをしています。世界中探してもないわけです。

 

この真我の目覚め、真我の覚醒しかないのです。

 

真我は自分です。本当の自分です。すでに神様が与えてくれた本当の自分に目覚める。それを実践するということです。