過去の罪悪感の消し方

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:過去の罪悪感を消すにはどうすれば良いのでしょう?

 

学長:もし、仮に自分が過去に借金を負っていたとする。借金を返さないといけないという思いがあるでしょ。

たまに、そこから連絡があると不安に思う。でも、それは過去の借金なのです。

今とは違う。

では、その恐怖感をなくすにはどうすれば良いか。

 

それは、自分の中に無限なる宝があると思ってください。だから借金なんてすぐに返せるんだと。

 

あちらの借金をこちらに払っても帳消しになる。心の世界は普通の借金とは違います。

 

たとえ話で分かりやすく言っているのです。これを世のため人のためにやっていけば、自分の借金もなくなる。

だから講師の立場だったらそういうことですね。

自分が人のためにやって、目覚めてもらうことによって自分の借金が減り、こちらに対する借金も消えていくというふうに思ってください。

 

質問者:それは自分から発信していくということですか?

 

そうです。

これは、あるたとえ話です。ある日、「あなたの家の裏庭を見てごらん。倉庫があるでしょ。ちょっとその倉庫を覗いてごらん」って言われて、覗いてみようと開けてみた。

一回も開けたことのない倉庫。扉は錆びて開かない。真我の倉庫を開ける業カルマの扉だと思ってください。

 

開かない。ギーーっと開けたら、倉庫いっぱいの黄金の山が積まれていた。

ワーっ!とびっくりした。

 

そこに2枚の紙が貼っていた。

一つは『これは先祖代々からの宝物です。したがって、それはあなたのものです。どうぞ使ってください。』

もう一つの札にはこう書いてあった。『この財宝は、使えば使うほど増えていきます。使わなければそのまま埋もれていきます。なんの価値もないので使いなさい。』と。

 

使えばどんどん増えていく。そして、多くの人に喜ばれ世界平和にも繋がっていく。

全部自分の財産であり、それは使えば使うほど増えていくし、多くの人に与えれば与えるほどその人の分が増えていく。

バーっと増えていく。

 

足し算でもない、掛け算でもない、ルートでもない。

神算。

そのように思ってやれば、過去の借金に対する罪悪感も消えてきます。ちゃんと返済しているのだから。