神の原型

※学長講話の一部より

 

学長:以前、サイババって方がいたでしょ。別にあの人は何かの宗教を広めた訳ではないのですが、あの方が本物かどうかはわかりませんが、あの方の言っていることは、本質的な事を言っていました。

 

『私は神の化身です。あなた達も神の化身です。ただ、私とあなた達皆さんの違いは、私は完全に神を自覚している。

皆さんは神を自覚していませんね。その違いだけなのです。』

 

これでサイババは世界中で大ブレイクした時期がありました。

私は、そうだと思いましたが、でもどうやって神を自覚するのか。

 

それはないように思った。そこが私のやる仕事。

皆さまに神を自覚していただく。自分の身に奇跡をどんどん起こさせるのが私の仕事だと自覚したのです。

そして、それ一筋でやってきました。

 

その真我を真面目に取り組んで貫いている人たちは、もれなく全員奇跡が起きている。

ただ、起きていても、そのまま偶然のように捉えたりしていたら、忘れ去れるわけです。

 

自分の意識が変わって、そのように動いていったという事を自覚したら、どんどん毎日でも起きてくる。人類全体にも起きてくる。

 

私は、三層構造とか、満月と三日月とかいろんな表現をしています。

それをもっと簡単な言葉でいうと、

 

人間はもともと神の原型があるのだと。

 

その神の原型にはすべての問題を消していく、偉大なる力が皆さんの中に存在している。

 

それに目覚めて、それを自覚して、それを覚醒していけば、人間のあらゆる問題が自動的に解決していくという事なのです。

 

この問題は今のAIでも何をもってしてもできない。そのことを悟ったのです。

人間の神の原型の周りにいろいろ過去の記憶が、本当の自分でない自分をまとっている。洋服をまとうように。

 

その洋服をまとって、業カルマ因縁、短いところでいうとトラウマ。不安、恐怖。恨みつらみ。言葉を変えていろんな部分があります。それが思わず出てくる。

 

間違った事、失言、間違った思い。それで自分や周りを苦しめている。

普通なら何か教えでカバーする。しかし、その業カルマの奥にある神の原型。

元となる元の姿。それを引き出していくのです。