子供に真我を伝えるには?

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:子供に、お母さんは何のために真我をやっているのかと聞かれるのですが、どう答えて良いか教えてください。

 

学長:お子さんに「お母さん何のためにやってるの?」と聞かれたということですね。一言でいうなら基本的に「あなた達のためよ」と。

 

どういう状態になると変わったなとお子さんが思えるかというと、自分の気持ちを分かってくれる人。自分を理解してくれる人。

 

お母さんは子供達の気持ちを分かってあげる。良いとか悪いとかという判断をする前に、まず一回理解してあげるというようになったら、話を聞いてくれる、理解してくれる、そうだよね。

 

「私も子供の頃はそうだったわ」「そういうこともあるよね。もうちょっと聞かせて」となると、多分話し方によっては、お母さん変わったと。

 

変わったというより、本当のお母さんの愛の姿を感じられるようになったという瞬間が、あなたの変化が子供達にとっても、家族にとっても最大のメリットなのです。

 

そうしたら、ここでやっていることの意味も真剣になるだろうし、本当に成果を出して見せてやろうと。

そうすると子供まで協力者になってくれる。これを真剣に捉える。分かったつもりにならないで。

 

例えば、宗教だとほとんど教えですね。ほとんどインプット型で表にあるものを頭の中に知識として入れたら、それは自分のものじゃないのです。

 

それは言っている人の考えなのです。その考えで生きたら、その人の教えで、その人の人生を生きているということ。

 

それはまずいですよね。ここでやっているのは、自分の中にある良きものを引き出す。全部引き出す。

 

引き出すということは元々あるから引き出せる。元々ないものは引き出せない。三日月の見えない部分はもっと大きいわけ。

 

その見えない部分を引き出してあげる。そうするとどんどん自分が変わってきます。そういうことです。