相手は神

 

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:真我の話をしてもなかなか伝わらないというか、自分の話だけ一方的にする人に怒りが出てきます。

 

学長:要するに、真我を伝えてもなかなか伝わらない人に、自分の言いたいことを言いきれない。自分が真我を勧めても、相手に伝えられないという事ですね。

まずは時間的なことから解決しましょう。

 

例えば、相手が相談しにくるということは、何かを言いたいから。その言いたい事を言わせる、自分の中で時間を決めておくのです。

 

例えば、15分だけ聞こう。20分だけ聞こう。その時間内は言いたい事を言わせてあげる。

 

すると、もっと言いたいことがあるようだったら「ゴミ箱」の紙に書かせてもいいし、そして、ある程度時間が過ぎたら、

「ここから先はちょっと私の話を聞いてください」と、真我は素晴らしいんだと、

 

真我の目覚めは、あなたは神だと言っているのですから、あなたは神で完全で素晴らしいとおもいっきりいう。

 

だってこれ以上の褒め言葉はないから。相手は嫌な気はしません。

思いっきりいうのです。思いっきり話をして、まさに飛神、神に飛ぶのです。

 

それを体験したいと思いませんか?それができるのです。ということを伝える。今まで、これだけのエネルギーで伝えたことはない。

 

この人のモヤモヤを全部吹き飛ばしてやろうということで、そして、そのようにカウンセリングを持って行く。

 

「私は三日月です」」ときたら、「いやあなたは満月です」相手はどうみても三日月と言ったら「いや満月です」と押し通す。

 

もう最高の美点発見です。「私はこんなにダメな自分です。」「いや、あなたは神です」と。

 

この押し問答です。相手が勝ったら、相手の負け。相手が負けたら相手の勝ち。

 

だって、こんなにダメな人間だと言っていて、それを認めたら負けじゃないですか。

 

私はこんなに素晴らしいということがわかったら、勝ちじゃないですか。

 

相手が素晴らしい、相手が神といういう事を言っているのです。相手に伝わらない、自分の怒りが出てきたら、相手に伝えるエネルギーが弱いのだというふうに思えば良いです。

 

すると自分の改良だけで良いから、相手を変えてやろうと思ったら、それは怒りも出てくるでしょう。

 

相手は変えられないから来ているのですから。その変えられない、怒りが出るような人は最大の自分のお客様だと、スイッチを変えて見てみましょう。