※三日月、おかげ月、満月の講話より
学長:満月と三日月の話は何度も聞いたことがあると思いますが、三日月という月は本当に宙に浮いているのでしょうか?
こんな形の月はありますか?と聞かれたら、『ノー』と言わざるえ得ないですね。月は丸いはずです。いつもいつも満月のはずです。
なのに、三日月に見えるとは、地球が影となって、私たちの目には光が当たったところしか見えない。
見えないと、存在がないと、存在がないということになりますね。こっちは無い。
光っている方は「三日月」と名前が着いている。
反対側もあるはずなのに、こっちもあるはずなのに、名前は付いていない。それはおかしいと思い名前を付けました。
なんていう名前かというと「おかげ月」
おかげ月と名前を付けました。影になっている月。おかげ月です。
この三日月と、見えない方のおかげ月が一つになると満月。
こちらの影の見えない方の月も、もし皆さんが見えるようになったら凄いね。
これは天文学の勉強ではないです。人間関係とか、わたしたちが生きていく上で、どう捉えるか。
社会的な問題、家庭内の問題、仕事の問題、肉体の問題、心の問題。一挙に押し寄せてくると、それをどう捉えるか、どう自分を救えるか、周りの人たちを救えるか。
どう生かせられるか。ということなのです。
三日月とおかげ月を合わせると満月になる。
これを人間関係の置き換えたら、私たちはこうして生きていますね。でも皆さんには、お父さん、お母さんがいる。もし、生きていらっしゃったら見える部分。
でも更に上のおじいちゃんおばんちゃん、ひいおじいちゃんおばあちゃんは見えないですね。
江戸時代も鎌倉時代も縄文時代も全部いるはずなのです。皆さんの祖先が。
原始時代から人類創生までいるはずです。でも見えない。でもその方々がいて皆さんがいる。
おかげ様です。
今も、人だけではなく、いろんなものに支えられて生きている。
空気があるから生きていける。空に雲があるから、雲が雨となって私たちが生かされている。
水がなくなったら大変ですね。米不足どころじゃないです。そういう見えないものに支えられている。
それから、たとえば個人でも、過去いろんな苦しみや悲しみや辛いことを味わってきた。そのことによって、皆さんが人の痛みがわかるようになって、そして自分がいろんな困難を乗り越えたことによって、あなたの魂が磨きがかかる。
いろんな物事の正しい判断ができるようになる。その苦しみ、過去の逆境のおかげ様、もちろん良いこともおかげ様。全部のおかげ様。
もちろん素晴らしい、いろんな良いこと、幸せなこともいっぱいあったでしょう。それも含めておかげ様。
この見えない影の力によって、もちろん見えることもありますよ。全部含めておかげ様。全部含めて満月まん丸なのです。
そのように瞬間に翻訳できるようになったら凄いですね。いろんな出来事を満月で捉えられる。家庭内でのゴタゴタがパッと満月で収まったら、いろんなゴタゴタが瞬時に解決できるエネルギーになる。
凄いでしょ。たとえば、この月だって月の本体、実相、実の姿がある。でも実の姿は地球の大体4倍の大きさがある。
それが月から離れていくと、だんだん小さくなる。別に小さくなったわけではなく、遠く離れたから、小さく見えるだけ。これも全て脳の働きなのです。
瞬間に月の実相、実の姿がわかる。人間の実の姿がわかるようになる。私は人間を真我、真の我と偽の我がいる。
それを思い込んでいる自分がいる。あなたの本当の姿は完全完璧、満月なのです。神そのもの、愛そのものの自分が存在している。その満月の自分を瞬時に捉えられるようになったらいいですね。
この目、耳、全ての五感がそのように捉えられたら、人生の天才になります。人生の天才になれたらいいですね。