今から10年ほど前、八重洲の事務所の頃のこと、受講生のMさんと数名のスタッフで真理に関する徹底質問会が連日行われ、学長から次々と天啓のように言葉が降りてきたのです。
その時の言葉の一つをご紹介します。
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器を大きくする
まだ良いと思われること、悪いと思われることがあると思っているのか。まだ失敗と思われること、不幸と思われることがあると思っているのか。
失敗と思われること、不幸と思われること、マイナスと思われること、そのような過去の自分がある限り、どうしてもそう見てしまう。
だから、天から汚れた水が降ってくるように見えている。天から降る汚れた水とは、実は空をきれいにしてくれているものなのだ。
そう受け止めたら、人間はさらに進化する。それも黄金だ。汚れた水さえ黄金なのだ。失敗して不幸なことだと、今までそこに留まっていたが、そうではないのだ。
それも成功だった。それも幸せなことだった。そのように認識し、そのように受け止めたら、そうなのだ。自分の中に黄金の蔵があるのに、それを認めず、小銭しかないと思っている。
汚れたものが悪いものだと思う癖だけが残っている。汚れたものは、黄金なのだ。
それがなかったら黄金の輝きが増さないのだ。器を大きくすれば、黄金も増えるが汚れたものも入ってくる。その汚れたものが黄金に思えてきたら、失敗と成功があるのではないということがわかってくるはずだ。
今まで、汚れたものをはじき、良いと思えるものだけを受け止めようとしていた。だから、だんだん器が小さくなる。その結果、良いものさえ溢ふれて入らなくなってくるのだ。
だったらその逆をやる。汚れたものも入っていいから器を大きくする。汚れたものも黄金だとすれば、器を大きくした分だけ黄金が入ってくる。
そうすれば、自分の中にある父母、先祖、天、全てに心から感謝できるようになってくる。自然に「ありがとうございます」という言葉が出てくる。
自然に「お陰さま」という言葉が、出てくる。その財産は自分のものであって自分のものではない。しかし、それを使っている時、それを認めた時、あなたはあきらかに豊かな気持ちになるだろう。


