何が起こっても動じず突き進む2014/08/27

真我を体感、体得していくと、今までとは明らかに意識が変わり、意識の変化にともない生活面でも変化が生じてきます。
私が知っている例では、自分が携わっていた仕事に意味を感じなくなり会社を辞めた方がいました。
経営している会社が倒産した経営者もいました。
また、離婚する人もいました。
こういった場合それらの出来事は、真我に目覚めた結果として起きた一つの過程であると認識することがとても重要です。
そして、長い目で見たら絶対に悪い方向に行くことはないと知ることです。
ただし、その良い悪いは、私たちが常識的に思う概念では捉えることはできません。
なぜなら、全体から見て調和の方向に向かうということであって、個人が短絡的に捉える良い悪いとはまったく異なるからです。
個人の利益や地位という観点でみると、一時的には都合の悪いことも起こるかもしれませんが、
人生の単位で捉えたときには、決して悪い方向に向かうことはありません。
それは、真我を開くということが、愛そのもので生きるということだからです。

素晴らしくなっていくことはあっても、悪い方向に向かうということは絶対にあり得ません。
とにかく大切なことは、何が起こっても動じないように前もって腹をくくっておくことです。
たとえ悪いと思われる事態が起きたとしても、微動だにしない自分を持っていればいいのです。
真我を開くということは、それくらいダイナミックなことなのです。

そして、そのまま突き進んでいけば間違いはありません。
必ず、大往生をする時に「本当に素晴らしい人生だった」と言えるような生き方ができるのです。
もし、立ち止まって「最悪なことが起きてしまった……」と思ってしまったら、
それがトラウマとなって、残りの人生に悪影響を及ぼしてしまう可能性が出てきます。

ですから、立ち止まらず、迷わず突っ切ることです。
すると「今まで大切だと思っていたことは、実はそれほど大切なことじゃない。
もっと他にやるべきことがあるんだ。次の世界へ行こう!」と次なる人生に踏み出すことができるのです。
そこまで徹底した時に、真の幸せへの道を歩むことができるのです。

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