真我に目覚めるための偽我

 

※受講生と学長の質疑応答より

 

質問者:人間は記憶でできていると言われますが、100%記憶でできているとしたら、心や感情も記憶から出てくるのでしょうか?

 

学長:全部記憶でできているけど、この宇宙のシステムを土台にした記憶でできてると思ってください。

例えば、心臓の動きってのがあるでしょう? 心臓の動きと、海の波のリズムの動きと、地球の回転のリズムは全部同じリズムなわけです、全て。

 

なぜならば、そのリズムの中で誕生したものですから。異質のものじゃないわけです。その環境の中で、南極で極寒の中で誕生した生物は、南極のあの寒さが普通なわけです。そこから誕生したのですから。それが、温度が変わったら、絶滅したりするわけです。

 

この人類も、宇宙の地球の中の、その環境の中で誕生したわけです。同じリズムの中で生活するために、生き残るために記憶が必要なわけです。記憶というのは、天敵が現れたら、それから身を守る記憶が必要なわけです。それも全部、弱肉強食などのサイクルが。

 

そのサイクルに合わせた記憶があるわけ。そういうことで、宇宙のリズムをもとに、環境適応するための記憶がある。そういう土台があるわけです。そして、今があるわけです。

 

質問者:私たちが毎日自然に知らぬ間にやってる行動は、記憶を再生しているということですか?

 

学長:そう思っていいです。トラウマだって、全部記憶でしょう? 再生というのは、フラッシュバックというのも再生です。パッと表してくる。その時の思いがバッと出てくるわけ。

 

質問者:これは全部、真我じゃなくて偽我なんですか?

 

学長:そうなのです。それが偽我なのですけが、真我に焦点当てたとき、偽我はないわけです。真我に目覚めるために偽我というふうに捉えたら良いのです。

偽我を中心にしたら、だんだん偽我が本当のように思えてくるんです。だから、絶対真我を中心とした、それに目覚めるための偽我というふうにされると、全てがそのように見えます。

病気になるのは健康体に気づくための病気なんだとか。例えば、叱られたのは、本当に正しくやるために叱られたんだという、愛の方を中心としてやれば、叱られてることも愛に感じることができるでしょ。

その順番というのが、どこを中心にするかが大事なわけです。

あくまでも、満月に気づくために三日月があると捉えるのです。