※受講生と学長の質疑応答より
受講生:正義感が敵だという話を聞いて納得しました。自分にも過度な正義感があったことに。気づくことができました。
学長:一回全部自分の正義を捨ててみる。丸々捨ててみる。捨ててみたときに、何を言う言わないじゃなくて、心で思っていることだから。
一回全部捨ててみた時に、当然相手にも正義があるわけ、人数分だけ正義がある。泥棒だって、何で泥棒したかという自分の正義があるわけ。それぞれの人間の、人数分だけ正義がある。
だから一回、自分の全部捨ててみたときに見えてくるものがあると思う。
そのために耳があると思う。もし自分が理解できない人がいたら、それは「ちょっと私には分からないけど教えてくれない」と聞いてみる。全く自分と真反対の動きをしている人がいたら、聞いてみたらいい。
決めつけたら、自分の枠の中に入れようとしている。聞いてみる。「どうしてそういう風な発想になったんですか?」
そしたら、もしかしたらひっくり返されてしまうかもしれない。だって今だって、相当こうやってひっくり返っていった人がいるじゃないですか。そのほうが全然面白いと思わないですか。
自分の枠にはめようと思ったら、この世の中一色になるんですよ、自分の色に。全部あれしようとして。聞いてみると、向こうの方に言い分があるかもしれない。「ちょっと聞かせて」と言ってみて。全く理解できない人とは、それだけでいいです。


