様々な苦しみの元をたどると、全ては執着心だと学長は言われます。
でも、捨てたくても「捨てられない」のが、私たち自身の執着です。頭ではわかっていても、どうしても手放せない。
ここ半年ほど、過去の学長のプログラムの発掘や、人気セミナーの映像や音声のプログラム化が次々と進められてきました。
20年以上前のもの、10年ほど前の人気セミナーが次々と復活し、大きな反響を呼んでいます。
以前より学長から「佐藤康行の分身として過去のセミナー動画や音声をプログラムにして残していくように」と言われてきましたが、まさに今、過去のセミナーが遜色なく蘇り、学長の分身として大きな力を発揮していると感じます。
そして今回復活したのが、当時大人気だった「捨てる哲学」。「捨てる」というテーマは、まさに学長の真骨頂です。
今から10年以上前、私が初めて「捨てる哲学」を受講したときのこと。会場は新宿のリステルホテルでした。
当日の朝、エレベーターに乗ると、私以外に背の高いご夫婦とお嬢さんがいました。大きなスーツケースを持ったそのご家族——それが、宇田講師とご主人、そしてお嬢さんとの初めての出会いでした。
元宝塚歌劇団の名女優であり、ご主人も元劇団四季の俳優という華やかな経歴をお持ちの宇田ファミリー。
その日は受講のためだけでなく、文字通り全てを捨ててスーツケースひとつで東京に出てこられていたのです!
受講前の凛とした雰囲気と、受講後に天使の羽が生えたように変わったご家族の笑顔が、今でも強く印象に残っています。
「捨てる哲学」は、私にとって最も好きな講座のひとつです。シンプルなワークなのに、みるみる執着が手放れる体感は言葉にできません。今回のプログラムの完成で、久々に受講することができ、捨てる喜びの体感を改めて味わうことができました。
何かを積み上げていく喜びも確かにあります。でも、それとは比べものにならない執着を手放したときの喜びは、何者にも代えられないと、深く心から感じています。


