「満月の法則」

 

※本日のイベントでの学長講話より

 

学長:私の本の中に「満月の法則」というのがあります。

 

三日月を指さして「これはなんという月ですか?」と聞いたら、「三日月」という。

当然ですよね。三日月しか見えない。

 

でも月という全体からみた時に、こんな月はないのです。

こんな月は宙に浮いていないのです。

 

月は常にまん丸。太陽の光が当たって反射して、目の中に入って、脳の中で捉えた月の姿です。

 

この三日月をみて「欠けてるな。欠けてるな。」と、「あいつは欠けてるな。こいつは欠けてるな。自分は欠けてるな。」と。

 

「ダメだな、ダメだな。なんという人生を送ってきたのか」と嘆く。

自分を責める。

そうしているうちにだんだん、うつ病や統合失調症、精神疾患、肉体的な病が出てきます。

 

本当はまん丸で完璧なのに。素晴らしいはずの月なのに。

三日月をみて、三日月、三日月ととらえるのか、まん丸なんだってとらえるのか。

 

どう見ても、まん丸には見えない。しかし、まん丸であることは間違いないのです。満月の大きな球体であることは間違いない。

 

それが真実であり、真理。物事を真実、真理で見るのか、それとも自分の見たものだけで判断するのか。

 

この世の中は、目に見えるものと、見えないもので成り立っています。

目に見えるものは、目に見えないものから始まります。

 

皆さんの周りにあるいろんなものは、誰かが心に描いて、考えて後からできたものです。

だから、目に見えないものから始まっているのです。

 

皆さんの人生もそうです。

あなたの今まで周りにいる、人、こと、ものもそういう事です。

 

それで人間関係とか、いろんな関係性が決まってきます。三日月をみて月はまん丸なんだ、大きな球体なんだと受け止めるて、そのように人間関係も接していくと、そこから劇的に変化していきます。

 

そうなんだと、その見えない部分は伸び代なんだと。

まだまだ自分が見えてない世界があるだけなのです。

 

皆さんが部屋の電気を消しても、部屋の中にあるいろんなものは、暗くて見えなくても無くなるわけではないのです。

 

暗くしようが、明るくしようが、明るくしたら財産がいっぱいあるように見えて、暗くしたら無くなるのではないのです。

 

ということは、その物事の焦点の合わせ方によって、人生は全く違ったものになります。

 

この三日月を見てまん丸だと捉えられる。そのように接しられるようになったら、あなたの人生はどんどんレベルアップしていきます。

 

向上していきます。そして、あなただけではなく、あなたの周りにいる人、そして、仕事、あらゆるものが変化していきます。

 

その変化を人は奇跡といいます。